青年部とは

令和５年度事業計画

＜基本方針＞

＜事業指針＞

 
　2019年から始まったコロナ禍も2022年末ごろから終息の兆しを見せ、社会活動、経済活動の活発さは共にコロナ禍前に戻りつつあります。しかし、様々な面においてスタイルの変化は確実に表れており、それに伴う世の中のニーズの変化は我々印刷業界にも影響を及ぼしています。
　紙への印刷物の出荷額は減少を続けている一方、デジタルを含めた広告商品の出荷額は増え続けています。印刷産業が情報伝達産業となって以降、印刷業者が扱う商材の幅は増え続けています。ホームページ作製やSNSへの展開などのデジタルコンテンツ作製の受注や、印刷物に付帯するサービスなどの横展開で商機を見出している印刷会社も散見されるようになりました。
　昨年度、当会では「印刷業の社会的な価値と有用性を見直す」を基本方針に全国印刷青年人協議会のテーマであった「デザイン思考」「デザイン経営」の考え方をもとに、これからの印刷業がどのように顧客と接し、仕事を掘り起こしていくかを学びました。
　本年度は、その考え方をさらに進めた現在の全国青年印刷人協議会のテーマである「本業（じく）を変えない儲かリノベーション」をもとに、より具体的に我々印刷会社が儲けられる為の、顧客へのアプローチの仕方や、顧客により必要とされる業種になる為の方法等を学び、今後の印刷業の社会においての価値の向上を学んでいきたいと思います。
　本年度も、昨年度に引き続き外部からの講師を招き、全国の最新情報の入手やそれに基づいた三重県の現状分析や、今後の三重県の市場開拓などを学んでいきたいと思います。
　組織においては、昨年度に引き続き各種委員会を継続し、ホームページの拡充、勉強会の強化などを行い、会員に還元できるように努めていきたいと思います。
　三重県民手帳については本年度も引き続き青年部として支援をしていきたいと思います。昨年度の三重県民手帳の販売数もあまり芳しくなく、これ以上の販売数の低迷は避けるべきだと考えます。本年度は、手帳委員会の活動を強化し、販売強化や掲載内容の拡充等に青年部として支援していく必要があると考えます。
　コロナ禍も終息に向かっている中、経済の復調に合わせて印刷業界も復調し、より存在感を増すことができるよう邁進していきたいと思います。
　三重県印刷工業組合青年部が、会員皆様と主に学び成長できる場となれるように運営を努力致します。会員皆様のご支援ご協力よろしくお願い致します。