2023年版
自然との共生やSDGsの観点から三重の森や木を企画の中心に据えたこの年の手帳は三重県の木である「神宮スギ」の栞を付録として封入しました。本物の神宮スギを薄くスライスし、和紙と貼り合わせた栞は一枚一枚が全て微妙に違い、同じものは1つもないオンリーワンの貴重な栞となりました。カバーは塩化ビニール(エコの観点から、製造で生じる廃棄する端材を再利用)に坪井健さんが三重の動物「カモシカ」に森を絡めたポップなデザインのカバーに仕上げていただきました。
ちなみにこの神宮スギの栞は、神宮スギでもさらに貴重な御山杉が使われています。御山杉とは神域と言われる伊勢神宮のさらに限られた場所でとれた木材で、滅多に市場には出てこない貴重な木材で栞は作られていたのです。
この年からかねて要望の多かった週間カレンダー部分を翌年3月まで延ばし年度末対応の手帳としました。